役員挨拶(令和2年4月)

会長

S44年卒 山田晃平

 

 

 

 

 第47回田無寮0B会総会(令和元年10月19日)において、会長に選任頂きました山田晃平(昭和44年卒)でございます。

 

   さて、新設から58年間存続した我々の田無寮は、平成19年に解体されました。我々の拠り所となる「田無寮」が存在しない今日、我々OBは残念ながら、所謂「絶滅危惧種」になってしまいました。              

 しかし当時は、大勢の入学生の中からたった17名しか入寮できないという、選ばれた貴重種」でもあったわけです。その「選ばれた貴重種」が、寮生時代に培った先輩、後輩、同期との交流は、一般学生ではとても経験のできない非常に濃密なもので、第1期の37年卒寮生から57年たった現在でも、確かな絆を結んでおります。

   

 この寮生活での経験は、私はもとよりOBの皆さまのその後の人生に大きく影響を与えたのではないかと思います。先輩達が、「田無寮は心のふるさと」として長年続けてきたこの田無寮OB会を、今、私達が引き継ぎました。私達は、「1年に1回、心から寮生時代に戻って、青春の熱き日の想いを語り継げるステージ」を、今後も皆様にご用意していきたいと思っております。
                                         

 また、現在新たな「田無寮OB会HP」の開設を計画しており、OB会のイベント情報、同期会情報やOB会員の思い出、意見記事などを掲載して、日頃OBが交流できるステージを創設できれば、OB会がより身近に感じられると期待しております。

 

 江島前会長、脇田前副会長のこれまでの多大なご貢献に感謝すると共に、会員の皆様にはどうぞ引き続きご支援、ご鞭撻を宜しくお願い致します。
                                         

 なお、新型コロナウィルスによる国内蔓延のため、4月7日に安倍首相から「緊急事態宣言」が発出され、国内の移動や自宅からの外出自粛が求められております。ゴールデンウィークがステイホーム週間に変じ、OB諸兄には逼塞した毎日を過ごしておられることと思います。一日も早い収束を願い、いつもの日常を取り戻して明年のオリンピックを迎えたいと願望するところですが、それまでは除菌消毒に留意され、免疫力を強化してコロナウィルスを克服して頂きますよう祈念致しております。



副会長

S53年卒 福田一夫

 この度、OB会副会長をおおせつかりました昭和53年卒寮の兵庫県出身の福田と申します。卒寮回数で言いますと昭和37年卒の第1回生から数えて第17回となり、いよいよ今年から年金生活に突入という年代です。

 

   さて、私にとって田無寮は、早稲田大学の学生生活のほぼ全てと言っても過言ではありません。と言うのも、当時はテレビでも随分報道され た学生紛争が1年の上期頃にほぼ終わったのですが、毎年学費が値上 げされるということが起きました。在学生の学費は、入学時のまま据え置かれたのですが、後輩思いの生徒が多かったのか、「学費値上げに反対するために、半期毎の試験をボイコットする」という事態が発生しました。但し、学部間で随分バラツキがあり、きちっと試験が行われた学部もあったのですが、私が在籍した政経学部では、4年間8回の試験の内、試験が実施されたのは1回のみで残り7回はレポート提出でした。

 

お蔭で、授業は出席しなくてもレポート(課題論文)を提出すれば単位をくれましたので、あまり大学には行かず寮を出ても田無駅や高田馬場で引き換えし、多くの時間田無寮に居ました。早稲田の4年間は、田無寮の4年間という事でした。今考えるともう少し大学に行って、勉強も含め色々なことをやっておけば良かったと、少々後悔しています。

 

 そのような寮中心の生活でしたので、企画委員として、随分女子大との合ハイ(合同ハイキングの略称で今の若い人たちは知らない)を企画ました。多分30回以上実施したように思います。合ハイ後は、1週間位はその話題で楽しい酒が飲めました。

 

 というようなことで、田無寮は私にとって忘れることの出来ない存在ですので、その思い出を思い出す為にも、OB会を精一杯続けて行きたいと思います。



事務局

S56年卒 長濱新拓

 入学当時の私は、既に社会人として労働者諸君の一人であった。
憧れていた高校の先輩が早稲田に入学した。

 

 それなら俺も行くとばかりに気持ちだけで早稲田に挑んだ。結果、数年後に入学の切符を手にしたが、家業を継いでもらいたい父は大反対。足りない入学金はなんとか弟に借りての蛮行。住むところすら決まっていなかったが、”どうにかなるだろう”と腹をくくり、早稲田の構内をうろつく私に神様が囁いた。

 

それが何あろう、田無寮であった!


 人生とは不可思議。人との出会いが私の人生を大きく決定づけた。
その青春のひとこまを飾り、人間形成の場ともなった大劇場。
若い情熱と魂が宿った”田無寮”❣

 

 OB会やHPを通し、これまで社会に巣立たれた多くの寮生の想い出や集いの場となります様、微力ながらサポートさせて頂きます。



企画担当

S61年卒 林敏雄

自己紹介 S61年商学部卒。

 妻は学部の同期です。山歩きが趣味で、週末は、稲門会で知り合った先輩と奥多摩や丹沢、山梨など歩き回ってます。2024/6まではサンネクスタグループという上場会社の定年再雇用で働いてますが、その後は、小さい会社に転職し冒険予定です。
 寮生時代は、最初に1年先輩の山崎先輩とカローラを共有、次に同期の川上君と117クーペを共有。今も商学部同期の妻と同じ車に乗ってます。

 

 OB会では、諸先輩の足を引っ張らないよう頑張ります!



※役員挨拶につきまして、ご本人よりコメントを頂いた方を上部に掲載させて頂きましたのでご了承願います。


大学担当(校友会)

S40年卒 竹島亜機雄


企画担当

S54年卒 橋本紀明


会計担当

S61年卒 金谷忠


会計監事

 

S43年卒 福井 豊


幹事会春の集い

東京駅近『鮮や一夜』にて 2023/4/20



久々の集い!

 

 コロナ騒動以来、初めての会合となりました。

 外国の方々も多く見かけ、いよいよ東京にも活気がよみがえる気配の中、4月20日東京駅から程近い『鮮や一夜』にて春の会合を持ちました。

 

 適宜Zoom会で意思疎通を行ってはおりましたが、久々に顔をあわせての会合となった事もあり、自然と会話も弾みました。

秋のOB会開催に向け、あらためて一同意を固くした次第です。

今後は参加者のすそ野が広がる事を期待しております。

 

玄関先写真(敬称略)

前列左より 長濱新拓(S56)、竹島亜機雄(S40)、脇田祐吉(S40)、岸曉(S40)

後列左より 栗生清貴(S53)、山田晃平(S44)、橋本紀明(S54)、福井豊(S43)

 

寄稿:長濱新拓(料理はイメージ、googleより拝借)

記載日:2023/4/21



幹事連OB会打合せでの一コマ

東京駅近『番屋』にて 2019/07/24